SONG/火炎自殺 -IN FLAMES-



火炎自殺


慎二さん

慎二さん私はガソリンをかぶり火をつけます。
燃え上がる炎は私の 
どうしようもないけど誰よりもすごいあなたへの愛です。
私の火炎自殺を見て下さい。誰にもまねできないでしょう。

慎二さん…

いつだってそうよ みんな私を見限ってしまう。
きっとどこかで私の事をあざ笑ってるに違いない。
もしかしたらもう忘れ去って破片すら残っていないのかも。
彼が好きなの 彼が大好きなの 彼なくして生きて行けない。
だって彼は私のこと救ってくれた。
こんな私に付き合ってくれた。
うれしかった。
彼に恩返ししなくちゃ。
彼が気持ちいいことすべてやってあげなくちゃ。
何でもやってあげたいの。
でもそんな私の気持ちをだんだん遠ざける彼。
どこがダメなの教えて。大人になるからもっとやさしくなるから。

私じゃやっぱりダメなんですか?
慎二さん。
あんなに喜ばせてくれたのは全部嘘だったんですか慎二さん。
私じゃやっぱりダメなんですか?

慎二さん慎二さん。

嘘でもいいんです。嘘でもいいからもう一度、好きって言って下さい。
でもやっぱり嘘って嫌い。わたし許せない。
聞きたくない。やさしい言葉 。
こんな女に引っ掛かってなんて思ってるんじゃないですか?
めんどくさい女って思われるのがいちばん嫌い。

慎二さん女って押さえるとこだけ押さえとけば楽なのに。
慎二さんあなたも嘘がつけない人。私とそういうとこそっくり。
だから私あなたのこと分かるの。わかってるくせに。

慎二さんひどい。私の事あんなふうに友だちに喋らなくてもいいじゃない。
虫のように嫌われてるって知らなかった。
気持ち悪い女なの。でも私もう行くとこないの。
私あなたを恨んでるわけじゃないの。ううン、私もへまばっかりしちゃてるから仕方ないって思ってる。
もっと素敵な人いっぱいいる。
私なんかかすだから。
だってあなたもてるでしょう。
こんな女にしがみつかれて嫌なのはわかる。
だけど好きだから。どんなに好きか今言わなければ。だから窓の外を見て下さい。
ガラスにうつるオレンジの光を。
私の一生をかけたあなたへの愛の気持ちです。
めらめらと、
めらめらと燃え上がる炎は私の心です。
この思いどうか受け取って下さい。
迷惑かけてすみません。
さようなら。
さようなら慎二さん。
好きです慎二さん。
好きです。
素敵です。
時々は思い出して下さい。
幸せでした。
慎二さんありがとう。
炎を見て下さい。
私は燃え上がりあなたに愛を伝えます。

あなたの憎んだこの顔よ燃えてなくなれ。



作詞*作曲/テイジン チャナ




戻る

Copyright(C)2001-2013 neko no tenshi studio Zombie Lolita All Rights Reserved